耐震棟の依頼が増えています!
最近は『棟瓦を低くしてほしい』とご依頼されるお客様が増えてます。
40〜50年前は現在の様に厳しい耐震基準は設けられていませんでした。
瓦職人は自己流の施工法で、大きな鬼瓦や大人の足でもまたぐのが難しい程の高い棟瓦に鉄筋も入れずに土だけで載せていました。
固定する際にも、銅線は入れず、瓦を固定する釘も鉄釘を当たり前のように使って固定していました。
鉄釘は、15年も経てばサビて太さが約3倍に膨張し、瓦を割ってしまうので適していません。
また昔の施工方法だと、袖瓦の下にスズメの巣を作られてしまうことが多いです。
ですので、載せ替えの際にはスズメが入らないように面土いれ工事も一緒に行っています。
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