東日本大震災の余震
先日の地震には大変驚きましたね。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
さて、その地震について書かれた信毎朝刊の記事で気が付いたことがありましたので書かせていただきます。
写真のブルーシートの屋根は棟瓦が崩れてます。
一昔前、建物を立派に見せる為に棟瓦を競い合って高くした時代がありました。
地震の時はその棟瓦の頂上が一番揺れて振られ、最悪の場合崩れ落ちます。
当時(40~50年前)は基準法が無く、非常に簡易的な固定方法でしたので、写真のブルーシートの屋根は、おそらく当時からメンテナンスがされておらず、しっかり固定されていなかったのだと思われます。
10年前の東日本大地震では大丈夫だったからと、その時に点検を依頼しなかった場合は特に要注意です。
屋根へ上がって点検してみると修理が必要な場合が多いのです。
それに対して写真の矢印のお宅は現在のガイドライン工法で施工されており、全く被害が認められません。
やはりメンテナンスの有無で被災状況は大きく違います。
専門家によると、先日の地震は東日本大地震の余震で、あの様な余震があと10年程続くのではないかとのことでした。
長年メンテナンスをされていない場合は、これを機にメンテナンスをされてみてはいかがでしょうか?
弊社では自然災害を見据えて低い三角冠耐震棟工法を推奨し、棟瓦修理の際は災害を前提に施工してます。
今回の地震を受けて心配事がございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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